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イグルーやイボルブに限らず、他のCGアニメを観て改めて思ったのは、「重い物がスピードを出して動く表現」が未だCGでは表現し切れていない、ということです。この点は講談社刊「マジンガーZ解体新書(98年刊)」の中の座談会で、原作者の永井豪氏が「アクションのシーンでスピード感が出ても、重さのある奴がスピードを出していると感じられた」と言うくだりを読んで納得しました。所謂「板野サーカス」も3DCGでは動きが軽く感じられるのもその「重量感」を蔑ろにしているからだ、と考えれば得心が行きます。少なくとも現在のGC技術では、「重量物が速いスピードで動く」という描写はかなり困難が伴うと予想されます。ガンダムで言えば「ヒートホークがガンダムシールドに食いこむ描写」や「ドムがミデアのコクピットを叩き潰すシーン」をCGで再現したらさぞ重量感に著しく欠ける描写になるでしょう。所謂「ためのタイミング」は所詮手描きには敵わないと思います。
さて、00ですが、「続きは映画でね」という最悪の投げっぱなしで終わりました。種といい、今世紀のガンダムは新シリーズを作るたびに品位を落としているとしか思えません。バンダイやサンライズの方針にも問題ありですが、監督以下スタッフも、ガンダムというタイトルに甘えきってしまい、「TVで決着付けられなくても何とかなるだろ」といい加減な姿勢で製作に取り組んでいるとしか思えません。やはり植田氏が抜けたダメージは大きすぎましたね。
もっともそれ以前にAPUに音響を任せない時点でガンダムは終わっていると私は思いますが。
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